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ダイシン物流との闘い

団交と労働委員会での闘い

ダイシン物流不当労働行為救済申立事件 『命令書』交付

ダイシン物流不当労働行為救済申立事件 『命令書』 へのコメント

兵庫県労委 (審査委員長は 関根由紀委員) 201年1月21日付交付

ダイシン物流事件の県労委の「命令」が1月26日、手元に届きました。
具体的な係争問題は、組合員であるSさんの「事件」=闘いです。

結論的には、
①不誠実な団交姿勢、 ②山中社長による最初の支配介入、③就業規則の組合への不提示を
不当労働行為に該当すると認定しています。

全体としては勝利的命令と評価しています。

偽装請負の中での就労が下で両手首腱鞘炎などの発症によって丸一年半の傷病休職せざるをえなかったことを争点に出来なかった点、未だに労災認定が勝ち取れていない問題は、未解決のままですが、「謝罪」文は、あぱけん神戸への「文書誓約」文の交付命令でした。

補足 /
ところで一方で争っていましたSさんの「労災申請」は、枚方の北大阪労基署が、「審査請求」を棄却しています。
これは、ダイシン物流が偽装請負の現場であるにも関わらず、北大阪労基署の聴取に際し、偽りの証言をし、尚且つ、偽装請負元の証言を拒否して、十分な資料はなかったが決定をせざるを得なかったのが棄却理由です。
Sさんの傷病名は「両手首の腱鞘炎および両上腕骨上果炎」で完治しないまま、一年半の傷病休職せざるをえません。もちろん、Sさんは「再審査請求」を申立てました。

私たち労働組合「あぱけん神戸」とSさんは昨年9月ごろから、職場復帰の要求を掲げてダイシンの粘り強く団交を重ねて、一日も早い復帰を訴えてきました。
主治医であるA医師の全面協力も得て、1月20日にはダイシン関係者同席の下で、2月1日からの復帰を目指して手続きを進めています。


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